Rockgamer

邦楽やゲーム、その他サブカル関連の話をつらつらと

好きか嫌いかなら好きを語りたい

 深淵を覗く時、深淵もまたお前を覗いているのだ。

 この言葉のように、この記事を書いたことによって僕は自分の嫌いなものになるかもしれない。基本的に僕はネガティブなので自分が嫌われないか、そして嫌いなものにならないか常に脅えている。脅えているがしかし、書かずにはいられなかったので書く。この記事も書いては消してを繰り返している。すでに五度目のトライだ。短い文章だが最後までお付き合い願いたい。

 そもそもこの記事を書くきっかけになったのは、mixiニュースの「DeNA三浦、引退登板で10失点」という記事について語ったひとつの日記が原因だ。このニュースに関して日記を書いた殆どの人は三浦投手を労う内容のものだったのだけど、一つだけ毛色が違っていた。端的に言ってボロカスに叩いている。批評ですらない、個人の悪意が全面に押しでた、かなり醜悪なものだ。読んでいて気分が悪くなるし、何故そんなことがかけるのかと憤りを覚えるほどだった。

 僕はネガティブな人間で、結構すぐに死にたいなって言葉が出てしまう。もちろん、人前ではそんなことは言わず、なるべく明るく振る舞っている。それが他人に対する礼儀だと思うし、処世術だとも思う。なにより嫌われたくないから、そんなマイナスの言葉は人のいる場所ではいいたくない。けれどそんな僕とは違い、そんなことは構わない俺は自分の言いたいことを好き勝手言うぜ、って言う人は思いの外、結構いる。現実世界でもネットでも。

 彼らはどんな思考で、そういう言葉を吐いているのか、長年疑問に思っている。僕としては先程も書いたようにマイナスなことは言いたくない性格だ。好きか嫌いか、どちらかのことを話せと言われれば好きなことを語りたい。だから理解できない。嫌いなことを語ったら好きなことを語りたくなくならないだろうか? だってそうでしょ、嫌いを語ったあとに好きを語ったところで、それほど無味なことはないじゃないか。

 

 この記事を書いたことによって、そんな嫌いなことを書く人と同類になることであることは承知している。結局のところ、嫌いなことをかいているのだから。でも、どうしても言きたかったので書いた。推敲もなしに一気に書いたのできっとまとまりのない、そして結論のない内容になっていると思う。けれど、それが僕の感じているリアルだ。

 

 マイナスのことじゃなくてプラスのことを書いてゆきたい、今後は。

 そっちのほうがきっと、みんな楽しんでくれると信じているから。

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